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なぜCAP制(履修単位制限)が必要?

  本学では、一部の学部を除き『CAP制』を導入しています。『CAP制』とは、1学期で履修できる授業科目に単位数で上限を設定する制度です。

 1単位の授業科目とは、45時間の学修を必要とする内容をもって構成することになっています。通常の授業科目は15週間で実施されます。したがって、1単位の授業科目は、毎週3時間の学修を必要とする内容をもって構成されます。

 1学期で24単位履修するということは、毎週24×3=72時間学修することを意味します。週72時間の学修とは、月曜日から土曜日までの6日間毎日12時間学修することになります。
 実際には、一般にここで言う“時間”は『単位時間』を用いており、1単位時間=45分(=3/4実時間)ですので、12単位時間学修することは9実時間学修することと解釈しています。
 毎日9実時間学修するのが限界であろうとのことから、履修上限を24単位にしています。

 単位時間(1単位時間=3/4実時間)の考え方は、日本のほとんどすべての大学で採用されていますが、文部科学省は黙認しているだけで正式に認めているわけではないようです。文部科学省は、履修上限を学期ごとに18単位にすべきと言っています。その根拠は、『単位時間』という便法を使わず、1単位を週3実時間の学修としたとき、毎週18×3=54実時間、月曜日から土曜日までの6日間に毎日9実時間の学修が必要となるためです。

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