これら3つの疑問は、同じ理由によるものですので、合わせて回答します。
大多数の大学と同様に、本学では医学部の専門教育課程を除き、セメスター制(学期制)を採用しています。セメスター制とは、1年を前学期(春学期)と後学期(秋学期)に分け、各科目の授業と期末試験、追・再試験、成績判定を各学期内に完了させる制度です。『単位』ってなに?で示すように、各科目は原則として15回の授業と期末試験で構成されます。
3つの疑問に対する回答は、15回の授業回数を確保するために、“やむをえず”行っているためということになります。
1.なぜ祝日に授業をするのですか?
月曜日は、ハッピーマンデーの影響で、15回の授業回数を確保することが困難であり、学期末に他の曜日を指定補講日として月曜日の授業を行っていますが、それでも回数が足りず、“海の日”や“体育の日”等の祝日を開講日にしています。
2.8月まで授業や試験があるのは何故ですか?
名古屋の夏は特別暑いので、8月に授業や試験を行うのを避け、遅くとも7月中に前学期(春学期)を終了したいところですが、15回の授業回数を確保すると、期末試験が8月までずれ込むことになります。毎年、学事日程を策定する際に、1日でも早く終了できるように腐心していますが、数日だけ8月に入ってしまいます。
最近、9月入学を検討している大学がありますが、9月入学に変更する理由の一つとして、この学事日程問題があります。
3.なぜ英語力調査を入学式より前に実施するのですか?
この問題は、上記2の問題と密接に関連しています。1日でも早く授業を開始することを検討した結果、学生証(入学式当日の午後に配布する。)を必要としない英語力調査を、入学式よりも前に実施することとしました。
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