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英語力の必要性

国際化・グローバル化が進展する近年の状況においては、いかなる分野に進む者にとっても、外国語を駆使する能力が不可欠です。とりわけ英語は、現状において国際共通語として最も中心的な役割を果たしており、英語力は国際的な知識や情報を吸収・発信し、対話・討論するために必要な基本的な能力です。
本学は、中期目標において「国際社会に貢献することができる人材の育成」を目標の一つに掲げており、国際共通語としての英語の教育に力を注ぎ、以下の文部科学省の目標を実現すべく努めています。学生各位も英語力向上に励んでいただきたいと思います。

平成15年3月31日に文部科学省が発表した『「英語が使える日本人」の育成のための行動 計画』によれば、「日本人に求められる英語力」の目標は次のようになっています。

国民全体に求められる英語力
「中学校・高等学校を卒業したら英語でコミュニケーションができる」
○ 中学校卒業段階:挨拶や応対、身近な暮らしに関わる話題などについて平易なコミュニケーションができる(卒業者の平均が実用英語技能検定(英検)3級程度)
○ 高等学校卒業段階:日常的な話題について通常のコミュニケーションができる(卒業者の平均が英検準2級〜2級程度)

専門分野に必要な英語力や国際社会に活躍する人材等に求められる英語力
「大学を卒業したら仕事で英語が使える」
○ 各大学が、仕事で英語が使える人材を育成する観点から、達成目標を設定

今後のグローバル化の進展の中で、「英語が使える日本人」を育成するためには、「『コミュニケーションの手段』としての英語」という観点から、初期の学習段階においては音声によるコミュニケーション能力を重視しながらも、「聞く」「話す」「読む」「書く」の総合的なコミュニケーション能力を身に付けることが重要である。こうした指導を通じて、国民全体のレベルで、英語により日常的な会話や簡単な情報の交換ができるような基礎的・実践的なコミュニケーション能力を身に付けるようにすると同時に、職業や研究などの仕事上英語を必要とする者には、上記の基礎的な英語力を踏まえつつ、それぞれの分野に応じて必要な英語力を身に付けるようにし、日本人全体として、英検、TOEFL、TOEIC等客観的指標に基づいて世界平均水準の英語力を目指すことが重要である。 学校教育においてこのような能力の育成を図るためには、各学校段階を通した一貫性のある指導を行う必要がある。このため、新学習指導要領を踏まえ、各学校段階で求められる英語力の達成目標を設定し、英語の授業の改善、英語教員の指導力向上及び指導体制の充実、英語学習のモティベーションの向上などに取り組み、接続する学校間が連携しながら、それぞれの段階で求められる英語力を着実に身に付ける指導を推進する。

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