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TOEICテストの概要

TOEIC(トーイック)とはTest of English for International Communicationの略称で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストであり、米国にある非営利テスト開発機関である Educational Testing Service(ETS)によって開発・制作されています。日本におけるTOEICテストの実施・運営は(財)国際ビジネスコミュニケーション協会が行っています。

TOEICテストはリスニング(45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストです。出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙に記入します。テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。

TOEICテストは、最近では日本で年間200万人前後(全世界では約600万人)が受験しており、TOEFLの10万人前後と比して社会的認知度が高いテストであります。230万人前後が受験する英検にも匹敵しています。

TOEICテストは、公開テストとIPテストに分類され、IPテストの方が受験者が若干多く、両者を比較すれば次表のようになります。

 TOEIC公開テストTOEIC IP
(団体特別受験制度)
試験会場TOEIC運営委員会が指定本学が指定
試験当日の運営TOEIC運営委員会が運営本学が運営
試験問題新作日本以外で実施されたTOEIC
公開テストの過去問題
受験料実費(税込)5,565円本学が負担
実施日時(財) 国際ビジネスコミュニ
ケーション協会が指定
本学が指定
試験終了から結果返却まで約4週間約1週間
Official Score Certificate
(公式認定証)
ありなし

統一試験としては、多くの面でTOEIC IPテストが優れていますが、顔写真付きの公式認定証が交付されない点が難点です。Official Score Certificate (公式認定証)の有無を重視すれば、『TOEIC公開テスト』は本試験、『TOEIC IP』は模擬試験ということになります。 大学院入学試験用や単位認定用としては、本学を含めTOEIC公開テスト以外を認めない大学が多いようです。理由は、TOEIC IPの場合、試験の実施機関の都合で試験時間を延長してしまう場合や、過去問使用のため同じ問題になってしまう可能性があることから、公平性の観点から認めていません。しかし、就職用としてはTOEIC IPのスコアシートで問題ない場合が多いとのことです。

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