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なぜTOEICなのか?

学生の英語力を測るための方法としては、英検、TOEFL等の外部テストや大学での英語科目の成績等が考えられます。さらに、TOEICテストについては
(1) 英検やTOEFLは英会話がテスト項目にあるのにTOEICは英会話がないから、英検やTOEFLの方が英語力を測る方法として優れている。
(2) TOEICは、全世界で毎年600万人程度の人が受験しているが、受験者の約2/3を日本と韓国が占めており、世界的には認知度の低いテストである。
などの批判があります。

上述のような批判があるにもかかわらず、TOEICは、日本では2010年度に178万人、2011年度には220万人の受験者がおり、10万人程度とされているTOEFL(受験者数を公表していない)はもとより、英検3級以上の受験者数(155万人程度)を超えています。
このように多数の日本人がTOEICを受験する理由は、ほとんどすべての日本企業が社員や新規採用者の英語力を測る尺度としてTOEICを使用しているためです。

将来、就職活動時に経験すると思われますが、必ずと言ってもよいほど企業は志望者にTOEICの点数を聞いてきます。
その時になって慌てても間に合いません。あらかじめ準備し、それなりのスコアを得ておかなければ、志望する企業に応募することもできなくなってしまいます。

従前は、大学での英語科目の成績で英語力が評価できましたが、成績は大学ごと教員ごとに判定基準が異なっており、統一基準になっていないため、就職活動の際参考にはされますが、英語力の尺度としてはあまり考慮されないようです。

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