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授業に関するアンケート

本学では、教養教育および学部のすべての授業科目において、授業の終わりがけに受講生を対象にした『授業に関するアンケート』を実施することになっています。ただし、受講生数が少ない科目においては、匿名性が損なわれ、有意な結果が得られない可能性が高いことから、アンケートが実施されないことがあります。

このアンケートは、大学教員に義務化されているＦＤ活動の一環として、教員の教育力向上活動の一つに位置づけられています。すなわち、受講生の意見を参考に講義担当者による今後の講義方法等の改善に資するために実施されています。さらに、大学としても教育支援センターが中心となってアンケート結果を集約し、問題点を把握し、カリキュラム等の改善のための参考にしています。各学部においてもワークショップ等を開催し、アンケート結果を基に授業方法改善等の研修を行っています。

集計結果に対するコメント

第２期中期計画における数値目標

本学では第２期中期計画（平成24年度～平成29年度）において、
　　「授業についてのアンケート」での「総合評価」の科目平均値を全科目３以上にする
との数値目標を掲げており、本アンケートを重視しています。なお、平成23年度前期は全学444科目中３未満の科目は18科目、平成23年度後期は全学476科目中３未満の科目は12科目でした。

科目区分ごとの総合評価の差

総合評価の科目平均値は、科目ごとに大きな差がありますが、科目区分ごとの集計値にも大きな差があります。科目区分ごとの集計値の差は、科目内容の差によるものと言うこともできます。すなわち、科目内容が学生にとって学ぶ意義が明確な科目は評価が高いが、学ぶ意義を理解しにくい科目は評価が低い傾向を示しています。
この後者の科目は、学部教授会がぜひ学生に学んでもらいたいとしているものですが、その意図が学生に伝わっていないものであり、さらなる説明が必要であると思われます。

アンケート結果

アンケート結果を閲覧するためには認証が必要です。ユーザ名とパスワードは学務情報システム（Campus Avenue）の場合と同一です。

平成23年度前期、後期における授業についてのアンケートの「問４」に関する集計について、事務上の不手際により、マークされた回答数をアンケート回答総数で除すべきところを、問４の記入者数（問４での４つの項目いずれもマークしていない者を未記入者としてアンケート総数から差し引いたもの）で除して集計しました。ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんが、従前の計算方法と異なっていることをご承知下さいますようお願い申し上げます。