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学務情報システムとは、学生が本学で教育を受ける上で必要となる情報を電子化し、情報を一元的に管理するために導入した情報システムであり、大学において最も重要な情報システムの一つです。現時点では、“Campus Avenue”と呼ばれるソフトウェアの上で運用されています。このシステムは、本学が発行する“ログインID”と“パスワード”を使用し、インターネットに接続されたパソコンはもちろんのこと、Web閲覧の可能なスマホや携帯電話・PHSでも利用できます。
学務情報システムのアカウント（利用権であり、ログインIDとパスワードを発行することで権利を付与することになります。）は、学生・大学院生等、本学の学籍番号が与えられる者すべてに入学時に発行します。さらに、教員および教務担当職員にもアカウントを発行しています。学務情報システムにログインしたときに利用できる情報は、本人に関連した情報のみであり、他の人の情報は見ることすらできません。この意味で、学務情報システムは“学生ポータルシステム”と呼ばれることもあります。
学務情報システムでできることおよび同システムを使用してしなければならないことは、以下のとおりです。
大学での授業は、履修登録しなければ受講することができません。本学での履修登録は、学務情報システムを用いて行うことになっています。学務情報システムにログインし、履修登録の画面を表示すると、時間割の形式で本人が履修可能な科目が表示されます。同じ時間帯に複数の科目がある場合は、選択が可能なことを意味します。クラス指定がされており、一つの科目しか表示されない場合でも、履修するかどうかを選択しなければなりません。
履修登録する際に表示される科目名をクリックすると、その科目のシラバス（内容、授業計画、成績評価方法等）が表示されます。特に、選択科目の場合はシラバスを読んで選択の参考にしてください。
履修登録は、定められた履修登録期間に行ってください。履修登録を怠ると、履修の意志なしと判断され、授業を受けることができなくなります。
シラバスとは、科目ごとに英文科目名、実施期、単位数、開講曜日・時限、受講対象学生、授業の目的、学習到達目標、授業概要、授業計画、成績判定基準、教科書・テキスト、参考文献、履修要件、履修上の注意事項、履修者への要望事項、連絡先・オフィスアワーを記したものです。シラバス閲覧機能を使うと、すべての科目のシラバスを閲覧することができます。
履修している科目のシラバスは、受講に必要な事柄が書いてありますので、履修登録時だけでなく、頻繁に読むようにしてください。
履修登録終了後は、自分の時間割を閲覧することができます。学期終了時になると、登録した科目と受講した科目が異なっていることで慌てる学生がいます。このようなことが起こらないように自分の時間割を必ず確認してください。
入学後のすべての成績を閲覧することができます。
学務情報システムにログインする際のパスワードを変更することができます。パスワードは本人しか知り得ませんので、パスワードを忘れたときは、パスワードの再発行を申請しなければなりません。
登録されたメールアドレスに対して、担当教員や大学から頻繁にメールが送信されます。メールアドレスの登録や変更を怠ると、大事な情報を見逃し、不都合なことが起こる可能性があります。特に、メールアドレスを変更したときの変更手続きを忘れないようにしてください。
学務情報システムにログインすると、自分宛に発信された情報が掲示板に表示されます。掲示板情報は、メールでも発信される場合もありますが、メールされない場合もあります。毎日一回は学務情報システムにログインし、掲示板等を閲覧するようにしてください。
休講・補講・時間割教室変更情報も学務情報システムで閲覧することができます。
学務情報システムを通じて教材を受け取ることができます。最近は、担当教員から次回の授業で用いる教材を事前配布することが多くなっています。授業の時には資料を配付せず、事前配布した資料を印刷して持参することを求める教員が増えつつあります。
学務情報システムを通じてレポートを提出できます。この場合は、担当教員の指示に従ってください。
学務情報システムに格納されている各種情報を自動証明書発行装置で発行することができます。平成25年4月時点では、次のものが自動証明書発行装置で出力可能です。
Ａ．成績通知書
Ｂ．在学証明書
Ｃ．卒業見込み証明書
Ｄ．学割証
Ｅ．健康診断書
Ｆ．入試成績通知書
平成25年度中に自動証明書発行装置の更新が検討され、さらに多くの書類が自動発行できるようになる予定です。
